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今回の記事では、タイでの転職活動において多くの方が利用する、「転職エージェントの活用方法」に関して書いていきます。
転職エージェントは候補者様の転職をサポートしてくれるサービスで、無料で活用することができます。
タイにもインターネットの求人サイトはありますが、タイ語でタイ人向けの求人情報が中心です。転職エージェントを利用することで、効率的に情報収集を行い、具体的な転職活動を進めることができます。日系の転職エージェントでは、Webサイトから日本語で簡単に登録ができます。
どのような流れで活用できるか下記まとめてみました。
1.転職エージェントに登録
タイでの就職の場合、主に下記3通りのパターンで転職エージェントにご登録される方が多いです。
①「タイ 就職」といった検索ワードを用いてエージェントを見つけるパターン
②エージェントが求人サイトに出稿している求人にご応募するパターン
③知人からの紹介を受けるパターン
なお、転職エージェントは複数ご登録いただいても問題ありません。複数活用して情報収集される方もいらっしゃれば、複数登録することで連絡が煩雑になるため、最初からエージェントを絞って活用される方もおります。
登録時に必要な主な書類は
・履歴書
・職務経歴書
・英文履歴書 兼 職務経歴書(英文レジュメ、面談時不要でも可)
です。
書類の書き方は以前記事でまとめておりますので、下記ご参照ください。
記事:履歴書、職務経歴書の準備
また、転職意欲が高くない場合も、情報収集目的でご登録いただいて問題ありません。
2.転職エージェントのコンサルタントとの面談
エージェントに登録しましたら、次はそのエージェントとの面談となります。
方法としては、オンラインでの面談が主流です。
タイと日本は時差が2時間あるため(日本が早い)、日本で勤務されている方は、業務後の面談依頼も調整がつきやすいケースが多いです。例)日本時間18時、タイ時間16時
この面談を通じて、自身の不安に思っていることや気になることなどを相談したり、自身のキャリアにあった求人の紹介がされます。
<主にエージェントが面談内で確認すること>
・これまでの職務経験
・語学力(英語・タイ語、その他言語)
・希望の整理(志望職種、志望業種、希望給与など)
・タイ(海外)で働きたいと思っている理由
・転職希望/転職可能時期
・すでに応募済みの求人の有無(求人紹介の重複を防ぐため)
など
面談は選考要素がある面接とは異なりますので、気軽にお答え頂くとよいでしょう。
また、コンサルタントにも色々と相談ができる場でもあります。気になることは、何でも聞いてみてください。
<相談内容例>
・タイの転職市場マーケット
・現地での生活情報
・キャリアパスやスキルアップに関する情報
・企業に関する情報(職務内容や条件に加えて、会社の雰囲気や組織についてなど)
3.求人紹介
本格的に面談でヒアリングしたご自身の希望や経験にあった求人が紹介されます。
具体的な職務内容や条件などが記載されておりますので、気になる求人がありましたら、メールなどで質問が可能です。
4.求人に応募
興味のある求人があれば、コンサルタントに依頼し、その企業へ応募します。転職エージェントによって、面談を担当したコンサルタントが窓口となる場合と、その企業を担当しているコンサルタントが窓口となる場合があります。
5.選考
基本的に選考に関する情報は、担当のコンサルタントからご連絡がきます。ご自身で企業と直接連絡する必要がないため、選考の日程調整や条件の交渉など、企業側に伝えにくいこともコンサルタント経由で企業に交渉していきます。
6.内定承諾後
ご自身の希望に合った条件が出て、内定を承諾しましたら、その後はビザの準備などもございますので、企業と直接連絡を取っていただくケースが一般的です。ただし、入社前に自身で聞きづらいことなどありましたら、エージェント経由で企業に質問することも可能です。
いかがでしたでしょうか。海外への就職に関しては、わからないこともたくさんあるかと思いますので、転職エージェントを活用することをお勧めします。
弊社でもタイでの就職サポートをしておりますので、気軽にご登録ください。