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【タイってどんな国?】
①タイの基礎情報~地理・気候・治安~
今回のコラムではタイの基礎情報、概要を筆者の経験も踏まえてご紹介します。
基礎情報
- 国名
タイ王国(タイ語名:プラテート・タイ/英語名:Kingdom of Thailand )
- 首都
バンコク(タイ語名:クルンテープ・マハナコーン※/英語名:Bangkok)
- 国歌
「プレーン・チャート」(タイ王国国歌)。駅やバスターミナル、空港といった公共交通機関や学校などでは毎朝8時と夕方6時の2回流れ、その間人々は立ち止まって直立不動で国に敬意を表します。また、映画館や劇場では本編上映、上演前にも国歌や国王賛歌が流れ、外国人もタイの人々と一緒に起立します。
- 地理
東南アジアの中心に位置し、国土面積は約51万4000平方キロメートル(日本の約1.4倍)ミャンマー(ビルマ)、ラオス、カンボジア、マレーシアと国境を接しています。
- 気候
タイは熱帯性気候です。年間の平均気温は約29℃で、バンコクでは一番暑い4月の平均気温が35℃、一番涼しい12月の平均気温が17℃です。季節は11月~2月の乾期、3月~5月の暑期、6月~10月のグリーン・シーズン(雨期)があります。
- 人口
人口6,617万人(2021年、出所:内務省)
民族的には、タイ族が約85%、中華系が10%、他にモーン・クメール系、マレー系、ラオス系、インド系が暮らしており、山岳部にはそれぞれの文化や言語をもった少数民族が暮らしています。
- 言語
タイ語
日常会話では地方によって方言があり、山岳部の少数民族は独自の言語を使用しています。観光地のホテルやレストランでは、英語も通じます。
- 通貨
バーツ(Baht)、補助通貨サタン(1バーツ=100サタン)
硬貨 25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツ硬貨の6種類。
紙幣 20バーツ(緑)、50バーツ(青)、100バーツ(赤)、500バーツ(紫)、1000バーツ(グレー)の5種類。 10バーツ札もたまに見かけます。
治安について
タイは6か国住んできた筆者にとっても、治安もよく住みやすい国のトップに入ります。
外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を4段階に分けて表示していますが、首都バンコクがレベル1(十分注意してください。継続)に設定されており、タイの周辺国は、ほぼすべてのエリアでレベル1以上に設定されていることから、東南アジア諸国のなかでもタイの治安は落ち着いていることがわかります。しかし治安が良くないエリアも存在しますし、日本と比較して気を付けなければいけない点も多々存在します。
- スリ・ひったくり
人混みを歩くときは、スリやひったくりにあいやすいので、特に注意してください。
貴重品専用で前にかけられる小さなカバンを用意しておくと安心です。
- タクシーやトゥクトゥクなどのぼったくり
筆者は来タイ初日にホテルから別のホテルの移動のタクシー(徒歩5分、1メーターの距離)で相場の5倍の額を請求されました。タクシーに乗る際はメーターをオンにしてくれるか確認しましょう。交渉が面倒な場合はGrabアプリ(タクシーアプリ)をつかいましょう。
- 置き引き
日本のように荷物を置きっぱなしにしているとことが多いです。少しでも離れる際は荷物ももっていくか、店員さんや近くにいる人に見てもらうように頼みましょう。
次回は【タイってどんな国?】②バンコク~バックパックひとつで移住できる都市~
バンコクの住みやすさ・魅力についてご紹介いたします!
▶▶参考文献
https://www.jetro.go.jp/world/asia/th/basic_01.html
https://www.thailandtravel.or.jp/about/outline/
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2021T017.html#ad-image-0